ご挨拶
平素より本連盟の諸活動に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
本連盟は、昭和21(1946)年6月に設立されました。令和3年3月に一般社団法人鳥取県卓球連盟として新たにスタートして4年が経過し、今年で創立80年目を迎えております。
近年、県内の卓球人口は、少子化もあって減少傾向にあります。新型コロナ緊急事態宣言終了が発表され、日常生活は戻ってきたものの、本県の登録者数は、コロナ流行以前のレベルにはなかなか戻りません。この状況を改善し、卓球の普及、発展に尽力するため、小学生から高齢者まで、幅広い卓球愛好者を増やす取り組みを進めていきたいと思います。
併せて、競技力向上にも力を入れていきたいと考えています。令和15(2033)年には鳥取県で国民スポーツ大会が開催されます。大会の成功に向けて、選手の強化育成を急ピッチで進めていく所存です。
本県では、これまで小学生の全国大会でも入賞する選手を輩出しておりますが、中学校や高等学校進学時に有望選手の県外流出が多いことが大きな課題です。中高生を地元で強化し、国内外で活躍する選手に育てるため、指導者育成をはじめとする体制づくりや環境整備に一層努めたいと思います。
今後とも「競技スポーツ」、「生涯スポーツ」の両面にわたって努力を重ね、卓球を通じて社会に貢献できる人材の育成が本連盟の果たすべき使命と考えます。県内の卓球愛好者の皆様をはじめとするすべての関係者の皆様、引き続き本連盟の活動に対するご理解、ご支援をよろしくお願いいたします。
一般社団法人 鳥取県卓球連盟
会長 依藤 典篤